ニキビ ニキビあと
女性の大敵ニキビ。治すだけでなく、「ニキビ跡もきれいに」「ニキビが出来にくい肌」へ。
ニキビの原因
・ニキビは思春期以降も悩まされる方が多い疾患です。
・ニキビには、食生活、ストレス、ホルモンバランスなど
様々なものが関係します。
・皮膚で起こっている変化は、皮脂の過剰分泌または乾燥
による毛穴のつまりによって、皮脂がスム-ズに
外にでない状態です。
これにより、アクネ菌(ニキビの原因菌)が繁殖し、
さらなる炎症を引き起こし慢性化します。
・アダルトニキビと呼ばれる思春期以降のニキビは、
適切な治療を行わない色素沈着やニキビ跡が
残ってしまいます。
ニキビを減らす
ニキビのあとを残さない
ニキビの出来にくい肌にする
これを目標に様々なアプローチによる治療が必要です。
治療方法
ケミカルピーリング
・グリコ-ル酸やサリチル酸によるケミカルピ-リングで、
毛穴のつまりをとり、皮脂の分泌をコントロールする方法。
ほとんどのニキビが適応です。
・皮脂の分泌がとても多い場合はサリチル酸という皮脂に
親和性の高いものを使用して効果を高めます。
・繰り返し治療を受けるとニキビが出来にくい肌になって
行きます。
フォトフェイシャル(IPL)
・膿を持つようなニキビはないけれども、赤みの強い
ニキビが多くある場合、また
赤いニキビあとが目立つ場合に適した治療です。
・光による殺菌、炎症の沈静化により改善が得られます。
フラクショナルレーザー治療
・ひどいニキビが原因で目立つニキビあとには、
皮膚に細かい穴を開け皮膚の再生をはかり
皮膚の凹凸感を改善するのに効果的です。
炭酸ガスレーザー治療
・溜った膿が外に排出しないようなタイプのニキビに
効果的な治療です。
・ホクロやイボを除去するタイプのレーザーで膿を
外に出して治りを早めます。
レチノイン酸外用治療
・毛穴のつまりを改善し、さらに皮脂の分泌を抑制する
作用がある外用剤です。
・自宅で毎晩塗布することで徐々に改善を得る治療です。
・ケミカルピーリングやフォトフェイシャル治療との併用が
効果的です。
抗生物質外用、内服治療
・膿を持ったニキビがひどい時には、抗生物質の外用や
内服を行い、沈静化させます。
ビタミンC外用、イオン導入
・ニキビが悪化する原因のひとつは毛穴の炎症です。
・ビタミンCには、炎症を抑え、アクネ菌が産生する
活性酸素という悪い成分を除去する作用などがあります。
・ビタミンCを効率よく取り込む方法として、イオン導入が
効果的です。